眼鏡の研究所

サブカルだったアラサーの肥えだめ

30歳の健康問題

初めてノンアルコールビールが旨いと思った。

禁酒して1ヶ月近くが経つ。

それまではコロナ禍であっても仕事終わりに毎日のように飲んでいたし、

飲まない日が続けば家で酒を舐めていた。下戸に近いが酒は嫌いじゃない。

 

なぜ禁酒しているかというと、内臓に恐ろしく負担のかかる鎮痛剤を飲んでいたからだ。

大きな声では言えないが、7月末にライブハウスに行った数日後から足首に違和感があり、みるみるうちに腫れあがってきて、翌週には手首や肘まで痛くなってきた。

手首のほうは徹夜で「チェンソーマン」を読んだからだと思っていたが、一向に治る気配がないし、むしろ悪化の一途を辿った。

もともと偏平足で外反母趾気味、足底筋膜炎の再発を疑って一度整形外科にかかるも、原因がわからず内服と外用の鎮痛剤が出ただけだった。

最初の違和感から2週間近く経って、いよいよ朝動けなくなってきたころ、リウマチを疑い専門クリニックにいって血液検査を受けた。

 

結果上は陰性だったが、症状から総合的に見てリウマチとし、治療が始まっている。(検査というのは材料のひとつであって万能ではない。PCR検査だってそうだよ!)

ステロイドを飲んだら劇的に腫れが改善したし、朝の痛みもマシになった。

ステロイドが効くのはやっぱり免疫異常の証拠、ということで今度はステロイドから免疫調整剤に切り替えていくらしい。

 

足首が腫れあがって歩くのもしんどくスニーカーですら入らなくなったときは本当に落ち込んだ。

革靴の趣味辞めなきゃいけないのかとか、外回りの仕事辞めなきゃいけないのかとか。

8月の頭は挫・人間の新アルバムリリースがあり、特典会とワンマンライブを回るつもりだったが、仕事をやるともう手一杯でぜんぶ諦めてしまった。

18歳まで自律神経がダメすぎて(いまもダメだが)服薬と定期通院をしていたので、俺の人生、健康なのは12年だけだったなとか、 リウマチとなると治療経過によっては高額な治療が降りかかってくる可能性があるので、ソロバンを弾いてしんどくなったりしていた。

ネプチューン名倉潤が、ヘルニアが痛すぎてうつ病になったという気持ちが少しだけわかった気がする。ついでに渡辺満里奈小山田圭吾オザケンのことも思い出した。

 

だが、人間っていうのは現金なもので、痛みが引いたら落ち込みは吹っ飛んで途端に違うことを考えている。

昨日はフジロックナンバーガールで頭がいっぱいだった。

痛みのコントロールというのは大事ですね。身をもってわかったね。

鎮痛剤の投薬がおわったので、そろそろ酒も再開していいかもしれない。

 

さて痛みは日常生活を送るには問題ない程度だが、どうにも疲れやすい気はしている。

30歳になるといろいろあります。ぼちぼちやります。